いわぬま矯正歯科クリニックでは、ツィッターやインスタグラムなどSNSのアカウントがありますが、先日ある方から直接のメッセージで、「電話やメールで相談できますか?」と、ご連絡がありました。

お子さんの治療を始める時期などを聞きたいとの事でしたが、お断りさせて頂きました。

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矯正相談を電話・メールでしない理由


1 歯科医師によって治療方針が異なる


歯列矯正は色々な治療方法があり、歯科医師によって考え方が異なります。

一番大きな物は、#2 子どもの矯正は必要ですか?でも申し上げましたが、

子どものうちから治療するか
大人になってから治療するか

この問題が挙げられます。

相談された方が当院の近くにお住まいで、周りで矯正歯科治療をしているのが当院だけという状態であれば、もしかすると電話・メールで相談可能な場合もありますが、多くは違います。

こちらでご説明したとしても、他の医療機関で違う説明を受ける事があります。

その場合、何が良い治療なのか戸惑ってしまう事になりかねません。

2 直接診る事に意味がある


百聞は一見に如かずという故事・ことわざがあります。

百回話を聞くより、一回自分の目で見る方が確かであるという意味なのですが、医療の世界では、まさにこれが当てはまります。

①全ての情報が揃っていない


患者さまから電話・メールで得られる情報は、一部でしかありません。

お口の写真がメールで送られてあったとしても、全部を写し出しているわけではありません。

その限られた情報の中で治療に対してお答えを出すのは難しく、一般論はお話できますが個々の症状に責任を持つ事ができません。

②患者さまが気づいていない情報がある


当院でご相談していると、「そんな所も歯ならびが悪かったんですね」と患者さまから言われる事があります。

当たり前の事ではありますが、患者さまが自分自身でお口の中を隅々まで見る事はできません。そして、何が良くて何が悪いかの判断も難しいと思われます。

また、直接ご相談をうかがっていても、主訴(患者さまが一番治したい事)と歯科医師が最も治すべきと考える症状は、大きく異なる場合があります。

直接診てはじめて、その事が可能となるのです。


③患者さまには【本当の】希望がある


患者さまによっては、
「本当はこんな治療がしたい」と考えられている方もおられます。
「それ以外したくない」とさえ思われている方もおられるくらいです。

最初からご希望を
お話される方もおられれば、ご相談の最後に「実は…」と話し始める方もおられます。

ご相談で
それを汲み取る事も、歯科医師にとって重要な仕事です。

電話やメールでは、それは難しくなります。

まとめ

インターネットの発達によって、どこにいても様々な情報を入手する事ができるようになりました。

将来的には、自宅で矯正相談して自宅に矯正装置が届いて、医療機関に行かなくても歯科矯正治療ができる時代が来るかもしれません。

しかし、現在はそこまでいたっていません。

直接見て、直接聞いて、治療についてお話させてください。

医療法人KOM
いわぬま矯正歯科クリニック
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